台風、大雨、猛暑・・・と記録ラッシュの8月になりました。台風が続々と日本に上陸した影響で、北日本では「記録的大雨」に。

今年8月は台風が頻繁に発生し、お盆頃から、週に1～2度ペースで台風が日本に上陸しました。台風が8月中に4個上陸するのは、1962年と並び過去最多となり、1962年以来54年ぶりの多さです。また、北日本にとっては異例のケースが多々ありました。北海道に3つの台風が上陸するのも過去最多です。また、台風10号が、東北の太平洋側に上陸しましたが、台風が太平洋から入り、東北の太平洋側に上陸するのは、統計を取り始めてから初めての様です。このため、北海道や東北では、大雨災害による甚大な被害が出ています。

９月は２週目後半よりお月見、彼岸、敬老の日、ハロウィンと仏花、洋花を含め月末まで需要が見込まれています。とりわけ婚礼商材の一部、白いダリアやバラなどを中心に集中して引合いが高まっているようです。

現在の品目の状況は昨年と比べると全国的に残暑が続いており花の生育、品質面にはあまり適していない環境下の状況にありますが、カーネーション、バラなどは順調な入荷、白小菊やリンドウが前進気味で後半やや不足気味の見込みとのことです。また台風の影響から各県の露地生産物、一部ではありますが石化ケイトウなど、また北海道方面の施設には多大な影響が出ている状況で現在は情報を収集中とのことです。