市況レポート Vol.68
2011.04.29
今週に入って、連休での婚礼需要や母の日に向けての仕入れの動きが活発になってきて引き合いも強まってきました。特にトルコキキョウ、芍薬、そしてカーネーション等は1週間から2週間程度の遅れがでている産地も多く品薄感が出てきています。カーネーションは品種によってはかなり引き合いが強いものも出てきています。市場の状況をみてみると、OTA市場は昨年対比で入荷口数、月曜日+3.6%、水曜+0.7%、金曜-1.0%、同平均単価、-13.8%、-11.2%、-10.3%、FAJ市場は昨年対比で入荷数量、月曜日+6.2%、水曜-10.5%、金曜-19.2%、同平均単価、-17.0%、-8.1%、+1.7%、となっています。入荷量は昨年並みに近づきつつあり、需要も徐々に回復傾向にはありますが、菊類等の単価安傾向はつづいているため昨年比でみると単価安の傾向が続いています。今月は園芸の動きをみると、昨年よりも入荷量は増えていて、単価面では昨年には及ばないものの取り扱い金額としては昨年並みに推移してきています。初夏の心地よい陽気の中、母の日前の連休を向かえて動きも出て来ました。まずはここでしっかりと販売促進と行きましょう。
営業本部 今井克己
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