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市況レポートVol.315

2022.09.16

9月に入りお月見・重陽の節句・ブライダル・秋物の需要が好調。今週からさらにお彼岸・三連休の婚礼・敬老の日とギフト・洋花の引き合いが更に需要が高まりました。夏場は高温障害で品薄傾向が続いていましたが、暑さもひと段落し、また台風・天候の悪影響も少なく、潤沢な入荷傾向にあります。依然として小菊類は品薄続き。菊類・リンドウ・ケイトウ・ソリダコ・アスター需要に対し品薄のため、前倒しで納品のご協力をいただきました。

来週は、台風の影響による台湾のファレノ欠航、鹿児島県のクルクマは月曜日に集中する見通しです。27日の安部元首相の国葬の影響で、しばらく白菊の高値相場は続く見通し。9月の下旬に行われるハロウィン用向けのカボチャ市は、国産・輸入ともに今年も入荷が少ない見通し。人気のミニパンプキン・プッチーニ・大玉が希少となっています。 11月に入荷のクリスマス オレゴンのツリーが水害で入荷の遅延と値上がりの見通し。空輸のチップ・ブランチともに値上がりか。

表:大田花き・FAJ各市場の入荷量・金額・平均単価について