11月に入り1週間が経ちました。夏の猛暑、先月の記録的な台風の到来、円安による輸入品の減少、ここでの急な気温低下などで市場の入荷量も増えてこない状況が続いています。昨年の今頃も入荷が多かったわけではないのですが、10月の後半からは入荷減の単価高という市況推移となっています。また、10月トータルで見ると入荷減で弱冠の単価高傾向だったという状況で、表日が1日少なかった分だけ金額がマイナスという結果になっています。（表1.2参照）。ここのところでは特に、菊類、バラ、カーネーションに品薄感があり引き合いが強くなっています。小菊も、今月の中下旬にかけて沖縄からの出荷が増えてくるまでは、品薄傾向が続きそうです。バラに関しても、婚礼需要が牽引して引き続き強めの引き合いが予想されています。ストック、スナップは各産地とも順調に出荷が始まり、昨年と比べても3割以上多い入荷量となっています。トルコキキョウ、オリエンタル百合などは、高冷地物と暖地物の出荷が重なっている為に落ち着いた市況になっています。しかしながら今週末から、東北から北海道にかけては荒れた天気が予想され、来週にかけては関東でも大きく気温が下がる予報も出ていますので、引き続き不安定な入荷状況が予想されます。婚礼、業務需要の商品に関しては、確実にお早目のご注文をお願いいたします。

営業本部　今井克己

表1　<2013年11月第1週～第2週　2012年度対比> 

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表2　<10月トータル　2012年度対比> 

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