フローラルジャパン

フローラルジャパンタイムス

フローラルジャパンタイムス

市場の最新レポートをどこよりも早くお届けします。

お問い合わせ

市況レポート Vol.147

2014.07.04

 

ここ最近の天気は、日中は高気圧に覆われ晴れているのですが、午後から夕方にかけて上空の寒気が急激に流れ込むことが多く局地的に雨や雷雨となる所があり、不安定な天候が続いています。九州長崎でも50年ぶりの大雨となるなどして、おおきな被害が出ているところもあるようです。
さて、昨年のこの時期の状況を振り返ると、輪菊、小菊、カーネーション等の品目で品薄感があり、一昨年と比べると2割程度の単価高での市況推移となっていて、新盆需要を前に緊張感のある相場となっていました。そして、7月盆の仕入れピークを迎えた週に入っても小菊等の品薄感が続いたのと、連休がらみの婚礼需要もあり洋花類も含めて強めの市況推移となっていました。
そのあたりをふまえて、今年の市場状況を見てみると、6月後半の産地切り替え時期に品薄感のでた品目もありましたが、全体的には順調に入荷量は増えてきて、引き続き単価安傾向での市況推移となっています(図表1参照)。そして、6月トータルで見ても、昨年より表日が1日多い分入荷量は多くはなっていますが、単価安という市況となりました(図表2参照)。
来週は新盆の需要期となりますが、本日も白菊等をはじめとして単価安傾向に歯止めがかからない市況となっていることもあり、おおきく単価を上げることにはならない状況となっています。それでも、ほおづき、小菊、カーネーションなど入荷量が十分でない品目もありますので、物日のチャンスロスとならないように注文にて商品の確保をお願いいたします。

ここ最近の天気は、日中は高気圧に覆われ晴れているのですが、午後から夕方にかけて上空の寒気が急激に流れ込むことが多く局地的に雨や雷雨となる所があり、不安定な天候が続いています。九州長崎でも50年ぶりの大雨となるなどして、おおきな被害が出ているところもあるようです。

さて、昨年のこの時期の状況を振り返ると、輪菊、小菊、カーネーション等の品目で品薄感があり、一昨年と比べると2割程度の単価高での市況推移となっていて、新盆需要を前に緊張感のある相場となっていました。そして、7月盆の仕入れピークを迎えた週に入っても小菊等の品薄感が続いたのと、連休がらみの婚礼需要もあり洋花類も含めて強めの市況推移となっていました。

そのあたりをふまえて、今年の市場状況を見てみると、6月後半の産地切り替え時期に品薄感のでた品目もありましたが、全体的には順調に入荷量は増えてきて、引き続き単価安傾向での市況推移となっています(表1参照)。そして、6月トータルで見ても、昨年より表日が1日多い分入荷量は多くはなっていますが、単価安という市況となりました(表2参照)。

来週は新盆の需要期となりますが、本日も白菊等をはじめとして単価安傾向に歯止めがかからない市況となっていることもあり、大きく単価を上げることにはならない状況となっています。それでも、ホ法月、小菊、カーネーションなど入荷量が十分でない品目もありますので、物日のチャンスロスとならないように注文にて商品の確保をお願いいたします。

表1 <2014年6月第4週~7月第1週 2013年度対比> 

 
6月23日(月) 6月25日(水) 6月27日(金)  6月30日(月) 7月2日(水) 7月4日(金)
OTA 入荷口数 104.8  104.5  101.9  106.0  105.1  98.9 
  平均単価 92.5  89.7  90.5  81.1  80.3  80.3 
FAJ 入荷口数 105.2  108.7  107.0  102.8  96.8  89.7 

平均単価 94.9  91.4  88.1  81.8  85.0  87.1 

 (%)

表2 <6月トータル 2013年度対比> 

    6月合計
OTA 入荷口数 109.9 
  平均単価 100.7 
FAJ 入荷口数 109.7 
  平均単価 92.2 

 (%)