市況レポート Vol.252
2018.09.06
9月4日(火)12時頃、台風21号が徳島県南部に上陸しました。上陸地点に近い徳島県日和佐では最大瞬間風速50.3m/sを観測。非常に強い勢力を保ったままでの上陸は1993年台風13号以来、25年ぶりのことです。 また、今年の上陸は12、15、20号に続く4個目で、2014年以降、5年連続で平年を上回る上陸数になりました。台風21号は、北上をし近畿、中部、上越、東北、北海道と甚大な被害をもたらしました。各産地より、少しずつ被害状況の連絡が取れ、各産地で様々な品目にわたり相当数の被害が出ております。
愛知県産、久留米ケイトウが壊滅的な被害を受け、秋の彼岸は出荷ができないそうです。東北産のリンドウ、倒されてしまいすぐに処置をしましたが、経過観察中。和歌山県、岐阜県、県内各地で停電等起こっており、なかなか連絡が取れない状況。台風進路での露地栽培の草花等は、甚大なる被害が出ており詳細等確認中です。施設栽培は、特にパイプハウスが被害を受け北海道でも倒壊やビニールが切られてしまいました。
そして9月6日(木)、北海道で震度7の大地震。295万世帯が停電。新千歳空港は、全便欠航。新千歳空港経由のデルフィ類が大きな影響を受けております。1日も早い復旧を心より願っております。
今後の入荷が、多品目に渡ってかなり不安定となりますので、詳細等分かり次第、御連絡させて頂きます。御理解の程、宜しくお願い申し上げます。今回の台風、地震により、各地で被害にあわわれた方々に、1日も早く復興出来ることをお祈りするとともに深くお見舞い申し上げます。
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