市況レポート Vol.292
2021.02.12
2月に入りましたが、引き続きコロナによる緊急事態宣言の延長の影響で婚礼やイベントの自粛が続いています。入荷量は安定している中、ホームユースのニーズはやや上向いているものの、例年よりも市況は鈍い動きで昨対で1割弱の単価安の傾向です。週末に向けて金曜日は引き合いがやや強くなる傾向は変わらず、12日の金曜日はフラワーバレンタイン需要と中国の旧正月に向けての輸出で動きが良かったようです。赤バラを中心に赤、ピンク系の洋花、チューリップなどが売れていました。バラは贈る本数によって意味があるそうですが、最近一部の若者の間ではバラ108本(結婚してください。の意味)をバレンタインに彼女に贈り、プロポーズする流行りが密かにあるようです。また今年は根付きの球根類をグラスに飾るトレンドがきており良く売れているようです。下旬からは桃の節句やミモザの日に向けての需要に期待したいところです。
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