市況レポート Vol.314
2022.09.30
今年のお彼岸・敬老は14・15日の台風の影響で売れ行きが悪く、週明けの買い足しは無く、落ち着いた相場展開。バラなどの洋花はブライダル需要で堅調な動き。関西は連休中台風の影響が少なく、集荷がやや関西に偏る傾向。今週に入り9月末は四半期末の送別等の月末需要が引き合いが強く好調な売れ行き。
10月は再び3連休があり、週末は大安が多くブライダル需要は引き合い強い見通し。 スクール・お稽古も順調な回復を見せている模様です。
稲刈りの農作業の影響で茨城・岩手・秋田などの小菊の入荷減少。カスミが端境期で少ない。消費者からはりんどう・コスモスに変わる秋の花が求められているとの声もあるようです。色合いとしては、秋を感じさせるオレンジ・茶・紫・ダークレレッドなどの商材の引き合いが高まっています。
今後は原油価格の高騰により、端境期が例年より早い可能性があります。台風の影響を受け、宮崎・大分などのトルコキキョウやスイトピーの冬場の出荷が懸念されています。
表:大田花き・FAJ各市場の入荷量・金額・平均単価について
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