市況レポートVol.318
2022.10.28
10月は、ブライダル需要がコロナ以前近く需要が戻り、週末に大安も絡み洋花は強い引き合いとなりました。単価高続きのため、ロスの出ないように小ロットのオーダーが増えています。
肥料が3倍~5倍の値上がり、ボール代、輸入燃料費の値上がりが続き、定期価格全品目値上げラッシュが続いています。産地によっては今年に入り複数回値上げしたところもあるようです。
春の花と暖地の産地が始まってきて徐々に入荷量は増えてきました。来週からスイトピーが始まる予定です。菊類、ストック・スナップ・チューリップ・アイリスなど球根が増加の兆しをみせています。しかし、高冷地の産地が減少するために端境期を向かえ入荷量は横ばいの見通しです。リンドウ・ジニア・コスモス・セロシア・久留米ケイトウ終了。輸入カーネション・バラは11月から激減見通しです。高知県のブルースターは台風の影響で減少しています。
クリスマスシーズンに向けて、ヒムロ・コニファー・ペッパベリーなどの引き合い強くなってきました。アマリリスの価格は例年より3割ほど価格高騰しているようです。
表:大田花き・FAJ各市場の入荷量・金額・平均単価について (%)
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