市況レポートVol.336
2022.12.16
12月に入り、週末の松市を控え切り花の引き合いはやや弱り、食品等の値上がりラッシュの影響でお歳暮用の鉢物が鈍い動きでした。赤系花材・ヒバスギルイ・姫りんごなどのクリスマス商材が好調。東北寒波でストック・金魚・バラ・カーネーションなど入荷減少。白が少なめで、赤・白引き合い強い。全般的に昨年よりは入荷は若干増加。今週は引き合い強め。
来週からは年末需要納品が始まり26日が需要ピークの見通しです。水仙・テッポウユリが少なめ、ハボタンは小輪タイプが引き合い強く人気です。入荷は19日が菊類のピークでその後は減少傾向に。年末年始の商材は早めの手配が懸命そうです。
松市は数量2割増、若松の需要が多いのは3.4等中心で引き合いが強い。千両市の見通しは、6月の空梅雨と40度の高温続きで3割減の見通しです。
表:大田花き・FAJ各市場の入荷量・金額・平均単価について (%)
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